毎日、何を着ればいいかわからない、、
好きな服を着ればいいんだよと言われても、好きな服が分からない
年相応の服がわからない
というお悩みをいただくことがあります。
私自身、着たい服が分からなくなり新しい服を次々買うものの、しっくりこない。
ただただ服が増えていく、、という期間がとても長かったです。
この記事では、「何を着ればいいかわからない」状態になる理由とその解決策を知ることができます。
先に結論からお伝えすると、何を着ればいいかわからないファッション迷子から抜け出すための方法は、「自分を理解する」こと。
え、ファッション迷子で、自分を知るってどういうこと?と思うかもしれませんが、私はファッションは自己を理解するためのツールだと思っています。
私自身も自分ってそもそもどんな服を着ていると幸せなんだろう、、そんなちょっと壮大とも思えるテーマをこれまでずっと考えてきましたし、いろんなファッションにチャレンジしてきました。
なかなか一足飛びにはいきませんが、「自分らしいファッション」に行きつくためのステップをお伝えしますね!
ファッション迷子から抜け出すために、一緒に「自分らしいファッションとは何か」考えていきましょう😊✨
- ファッションやオシャレは好きだけど、何を着ればいいかわからない。
- 自分らしいファッションって何か悩む
- もっと自分にしっくりくる服を着たい
- 今までの服が似合わなくなってどうすればいいか困っている
ファッション迷子から抜けだす3つのポイント!
何を着たらいいかわからない状態になっている人に考えて欲しいポイントが3つあります。
「好き」
「似合う」
「ありたい姿」
この3つのバランスをとることで、自分自身にしっくりくるファッションを実現することができます。
ファッションは、究極の自己理解でありセルフデザイン(自分をデザインする)ためのツールです。
だから、ただ単に流行っているトレンドのものを着ればよいわけでもなく、安く買った服を着ていればよいわけでもありません。
自分の言葉で、好き・ありたい姿を表現できるようになると、「何を着ればいい」のモヤモヤから抜け出すことができます。
でも、急に言われても困るよ、と思う方が大半だと思うので、ひとつずつどうやって考えれば良いか説明していきますね✨
ちなみに、私自身もおしゃれは好きだけど何を着たらいいかわからない20代の頃、長いことファッション迷子をしていました。ファッションの勉強もしたし、自分とは何なのかを考え理解するための講座にもたくさん通いました。
そうやってファッションについて考えながら、自分と向き合う中で少しずつ、自分への理解が進んでいきました。
自分ってこういうものが好きで、こういう状態だと幸せなんだなということを紐解いていくにつれ、自然と着たい服に迷うことも減りいきました。
最近では、今日の自分はこれだなと、朝迷いなく選べるようになってきます。
ただ、フェーズごとに自分のアップデートは必要なので、永遠に悩まなくなるわけではないです。定期的に自分と向き合う時間を作ったり、新しいアイテムを探しに行ったりと私も日々アップデート中ですし、時に迷うこともあります。
でも、一度じっくりファッションを考えて土台をつくっておくと、フェーズが変わった時も一から考え直すのではなく、アップデートするだけで良いのです。
ちなみに、自分のことを理解しセルフデザインできるようになると、
ファッションだけでなく自分の人生の方向性も決まり迷いがなくなります。
自分の「好き」を受け止める
まずはここからスタートです。私ってこれが好きなんだな!って受け止めて欲しいです。
「好き」なものがなにかを知っているだけで、服選びは格段に楽しくなり迷う回数も驚くほど減ります。
逆に「好き」が分かっていないと、毎朝の服選びは苦痛かつ難易度が高いものになってしまいます。
とはいえ、好きな服を着たらいいんだよ!と言われるけど、何が好きかわからないから困っているという声はよく聞きます。
とりあえず手元にある服でいいやという妥協や、トレンドで流行っている服ばかりを選んで自分の意思がない服を着ていると徐々に「好き」センサーが弱くなってきて、「自分の好き」を判断が難しくなります。
だからこそ、まずは素直に私ってこんな服が好きだったんだなーと改めて「受け止める」ことが必要です。
いきなり「好き」なファッションと言われてもわからない人は、まずは「嫌い」を明らかにしてみるのもおすすめです。
これだけは着たくない、こういう服は嫌だと考えると、好きはじゃあその逆だなとイメージができてきます。
好きを知る方法
「好き」を理解するために、いちばん簡単でおすすめの方法は、雑誌やInstagramなどで、心動かされるものをどんどん集める「好きあつめ」をすること。
基準は、ただひたすら「好き」で「心が動いた」かどうか。
自分に似合うか似合わないか、着られるか着られないか、買えるかどうかは考える必要はないです。
ある程度集まったら「何が好きなのか」、「どこに心が動いたのか」ひとつずつ言葉にしていって欲しいので、パワーポイントやGoolgeスライドにまとめるのがおすすめです。
もちろん細かい作業や手書きが好きな人は、スクラップブックなどで物理的に集めていくのもOKです。
ちなみに、好き嫌いはファッションだけにこだわらず、メイクやインテリアなども参考にして集めてみるのがおすすめです。
※自分の好きなファッションを明確にする方法
自分の「似合う」を知る
どんなに「好き」だったとしても、似合っていない服はどこかしっくりこないもの。
もちろん似合わないと思っても、「好き」「これしかない」と思えるようなアイテムだったら、張りきって着て欲しいのですが、自分で見て似合わないと思うものは、どこか「好き」ではないポイントがあったりします。
似合うを知る方法
最近だと、「似合う」ものにフォーカスする様々な診断があるので、「似合う」を知りたい人は診断を受けることをおすすめします。
骨格診断、カラー診断、顔タイプ診断など客観的に「似合う」アイテムを知ることができます。
ただ、ここで気を付けて欲しいのは「似合う」ものしか着てはいけない、もしくは「似合わない」ものは着てはいけないと思わないで欲しいということ。
似合わないとされるアイテムでも、自分らしく着こなすことはいくらでもできます。
だから、あくまでも診断は参考程度に知っていればOKです。
診断は、血液型などに近いと思ってください。A型だからといって、しっかり細かく几帳面でいないと!!と血液型に性格を寄せていく人はあまりいないと思います。
同様に、たとえば骨格ウェーブだからといってフリルやレースしか似合わない、他のものは着てはダメということではありません。あくまでも、そういう傾向だよ!という話です。ここにこだわりすぎると、一気にファッションの幅が狭まってしまうので、気を付けてください。
似合うを探すときは、とにかくたくさん試着をしていくのがおすすめです。同じアイテムでも色違いを着たりサイズを変えてみたりすると、普段の自分の服の選び方では出会わない、新しい似合うを発見できる可能性があります。
自分の「ありたい」姿をイメージする
服とありたい姿って関係あるの?と思うかもしれませんが、おおいに関係があります。
リラックスしたルームウエアでは、ポジティブに仕事に励むのには少し物足りないと思いますし、結婚式に行くようなパーティードレスは肩の力を抜いてリラックスするのも少し難しい。
真摯に仕事に向き合いたいなら、少しピリッとしたシャツやジャケットが味方になってくれますし、明るく朗らかな気持ちで1日を過ごしたいなら、明るい柄の入ったブラウスが最適です。
その日のありたい姿をイメージして服を選んでいくことが重要です。
ありたい姿というのは、言い換えると人生をどんな状態で過ごしたいかということです。
それを1日ごとに落とし込んでいくと、今日の服はこれにしよう!と選びやすくなります。
例えば、
平日月曜日。せっかく働くなら、活き活きとポジティブに仕事に励む自分でありたい
と思ったりするのではないでしょうか。
私は出社するときは、シャツやジャケットなど自分の着を引き締めてくれるアイテムを選ぶことが多いです。
休日の土曜日は、リラックスして笑顔で家族と会話を楽しむ余裕のある自分でありたい。
と考える人もいると思います。
そんな時は、肩の力を抜いてくれるカジュアルなスカートやコットン素材のTシャツなんかが良いですよね。
服に迷う時はぜひ、どんな人でありたいのか・どんな状態で1日を過ごせると幸せか考えてみて欲しいです。
「なりたい」姿を描こう!!
「好き」・「似合う」・「ありたい」
この3つがある程度定まって着たなら、だいぶファッションにも迷いがなくなってくることだと思います。
最後のポイントとして、未来の自分の「なりたい」要素を取り入れてみて欲しいです。
ファッションは自分の未来を作ってくれる力強い味方なのです。こうなりたい!と思う理想に自分を寄せていくことができます。
ファッションはなりたい自分を具現化するツール
洋服は、まだ来ていない未来を先取りするためのツールでもあります。
例えば、新入社員でまだまだ仕事に自信がない時。あえてパリッとしたパンツスーツを選ぶことで、「仕事ができる自分」を先取りできます。
なりたい自分像の人は、どんな服を着ているかどんなアイテムを身に着けているかイメージをふくらませるのは、自分自身をデザインすることです。
私でいえば、仕事では頼りがいと推進力がある、だけど遊び心を忘れないおちゃめさもあるマネージャーになりたいと思っています。
こんな人は私の中のイメージでは上質で、ちょっとアクセントがある柄物の服をスッキリと着こなしているイメージ。
一方で、スタイリストとしてはもっと経験を積んでいきたいところで、お客様に自信をもってファッションを提案できる余裕とスタイリッシュさを身に着けたい。
このスタイリストはきっと厳選して選んだ、華やかだけど芯のある印象の服を着ていると思う。
自分が「なりたいイメージの人が着ている服」っていったいどんな感じだろう?とイメージを膨らませることがなによりも大切。
実際に憧れの人を見つけて、その人の服装を研究してみても良いと思います。
ファッションは、なりたい姿を先取りして、自分に自信をつけてくれます。
「ありたい」と「なりたい」は少し違う
ありたい姿となりたい姿の話をしましたが、この2つは少しだけ違いがあります。
- ありたいは、現在から未来にかけて継続していくもの
- なりたいは、いまの自分にはまだないけど、これからこうなりたいと「未来」を先取りするもの
どちらも持っておくことで、自分の軸が定まってきます。
まとめ
何を着ればいいかわからない!という状態、日々の積み重ねで意外とストレスが溜まるもの。
着たいものを明確にするためには、この4つがポイント!
- 「好き」を受け止める
- 「似合う」を知る
- 「ありたい」姿をイメージする
- 「なりたい」姿を描く
今日明日で、すべてが固まってくるものではありません。
でも、この4つが明確になると、ファッションはもちろん自分に対する迷いもなくなってきます。
1つずつ時間を取って考えてみてくださいね!
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